爺々 寝た?(時事ネタ)

爺々ネタ 等を気が向いたときに~

「これ何? 駿馬 」

 「これ何? 」:騎手
 
「精進は利なる馬に例えるが、乗る者が
 勤めて御さないと、鈍馬に先を越される。」
           (大毘婆沙論)
 
 才能のある人は、何事も良くできる。
しかし、才に溺れると無能な者にも先を越され
てしまう事になると言うたとえなのでしょう。
 
 競馬に勝つには、騎手の力量が問われます。
騎手の手綱さばきで、駿馬も頓馬となってしまう。
たまには頓馬が駿馬を打ち負かすことすらある。
 
 JRA女性騎手として、数々の記録を塗り替えている
藤田菜七子騎手は、頓馬をも駿馬にすることが出来るのか、
今注目しています。
(一攫千金のチャンス到来:ウッシッシ…?)
 
 * 無観客 応援団は 青き芝
          2020.10.17.moai291

「これ何? 女性問題 」

「これ何? 」:名声と嘘
 
「名声、名誉を女性問題で失った人は
 いろいろな思いに囚われ、人々から非難され
 気が滅入る。
 何かと問われて、刀剣をかざすように反撃し、
 嘘をつく。」 (仏陀
 
 古代インドの仏陀の時代も、現代でも散見される
問題(?)です。
 
 正義の味方の面をした様な週刊誌、
TVのコメンテイターと称する人々のご意見。
 
 本来的には、個々人のあいだでの問題なのですが、
ウンザリ感がぬぐえません。
 
 批判をされては怒り、落ち込み、嘘もついて
言い訳をしても何の解決にもならない。
身から出た錆として諦めるしかないのでしょうか。
 
 ちなみに私には、女性問題はない!(と思う)。
 
 * 巣にかえる 小鳥のゆくえ 定期便
                     2020.10.15.moai291

「これ何? 三毒 」

「これ何? 」:吝嗇(りんしょく)
       ひどく物惜しみすること。
 
「柔和をもって怒りに勝ち、
 善をもって悪に勝ち、
 施しをもって、吝嗇に勝ち
 真実をもって虚言に勝て。」 (仏陀
 
 三毒「貪(トン)・瞋(ジン)・痴(チ)」は
人間の煩悩の代表である。
 
 柔和な心で怒りを抑え、善の心で
悪を寄せつけず、施しを行う心を失わず
真実を追求するのが、一つの生き方であると
仏陀は教示しています。
 
 昨今、あらゆる方面での「虚言」の多さが
気になります。私だけでしょうか………。
 
 * 古希近し 流るる雲は 秋の色
               2020.10.13.moai291

「これ何? 欲望 」

 「これ何? 」:貨幣の雨
 
「たとい貨幣の雨を降らしても、
 欲望の満足することはない。
 快楽の味わいは、短くして苦痛であると
 悟るのが賢者である。」 (仏陀
 
 仏陀は、財産、富を享受することを
否定はしていません。
「度を過ぎた欲望」と、それによる「享受の災い」を
説いています。
 
 「度を過ぎた欲望」とは言っても、それは人
によって、差異もあろうかと考えられます。
 
「吾」にとっての「節度」とは、いったい何なのかを
今一度深く考える必要がありそうです。
 
 * 赤蜻蛉 ドローン超えて 高く飛べ
         2020.10.11.moai291

「これ何? 衆罪 」

  「これ何? 」:無始
 
「われら懺悔す。無始よりこのかた
 妄想にまとわれて衆罪をつくる。」 (覚鑁
 
 人はライバルがいると、「あんな奴死んじまえ」
などと呟くものが多くいます。
人間がつくる妄想の罪の一つと考えられます。
 
 「無始」よりと言うのは、全ての人間が共有している
妄想だからです。
 
 これらを懺悔することが、真に人間らしく生きることに
つながると、「覚鑁上人(真言宗の中興の祖)」は教示しています。
 
 本当に憤った時には「あんな奴死んじまえ」と思う事は
ままあります。
 一時の憤りと考え、冷静に所作を自身で分析するよう
つとめることが大切なのでしょう。
 
 * 新スーツ 仕付け糸あり 秋凉し
      2020.10.08.moai291